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立花秀輝（AltoSaxophone）
ＡＡＳ（アァス）
磯部潤（Drums）
１９９９年、立花秀輝カルテット（山口コーイチ、カイドーユタカ、安藤正則）としてライブ活動を開始。２０００年横浜ジャズプロムナードコンペティションにて、オリジナル作曲賞を含む最多４部門を獲得。正式にはグランプリ該当者無しだが、事実上のグランプリバンドとしてライブCD（LIVE!! AAS）制作権を得るも、賛否両論が止まず発売までに一年を要するなど何かと問題視されていたグループである。立花秀輝カルテットからＡＡＳ(アァス)に改名し、２００１年１月、日比谷公会堂でのジャズ・デイに参加。サマージャズフェスティバル２００１、港南ジャズフェスタ、ベイサイドジャズ・チバ等、数々のイベントに出演を果たす。２００４年８月、多忙につきドラムの安藤正則が脱退。ドラムレスのトリオとして一年強活動し２００６年１月、渋さ知らズ等で活躍中の磯部潤を新たなメンバーとして迎え、カルテットとして再始動。２００８年現行メンバーでのアルバム「Lebenslauf」、２０１４年１５周年記念作品「Song 4 Beasts」、２０１９年２０周年記念アルバム「酒屋が閉まる前に」を発表。現在は月一回のライブ活動を行いながら「同じメンバーで長く続ける事で視える何か」を生涯を通じて実演中。
Discography
酒屋が閉まる前に「Before the Liquer Store Closes」 -2019年作品
1.プロトタイプ Prototype
2.重い蛇 へヴィ・スネーク Heavy snake
3.アリガトーネット ArigatOrnette
4.秋風 Autumn breeze
5.アルトサックスにおける特殊奏法によるデー・フラット・ブルースの為の試み。令和元年増強改訂版。
Attempt at blues in D-flat with extended techniques for alto saxophone. Revised and enhanced version of the first year of Reiwa.
6.凪の音 Sound of calm
7.水と空の境界 Horizontal line
8.ブロウ・アンティル・ダイ Blow until die
9.天国の居酒屋で待ってるよ I'll be waiting at heaven's Izakaya
total time 66:43 Rec June 24 2019 at plus eleven ,Ageo Date of release :Dec.15.2019 地底レコード B-89F
アルバム・タイトル「酒屋が閉まる前に」は2007年発売の名盤、片山広明「Dust Off」に収録された名曲から。20周年記念作品として作られた今作は、サックスの可能性を追求したチャレンジングな作曲から美しくも激しく歌い上げる作曲など、バラエティーに富んだ作品集である。リリースの約一年前に亡くなった片山広明氏に捧げた魂揺さぶる演奏は必聴。
SONG 4 BEASTS（ソング・フォー・ビースト）-2014年作品
1. AAS funfzehn（アァス・フュンフツェーン）
2. The Egg of Elephant（ジ・エッグ・オブ・エレファント）
3. Something Insufficient（サムシング・インサフィシエント）
4. Hunting in the City（ハンティング・イン・ザ・シティ）
5. Atomic FireBall（アトミック・ファイアーボール）
6. E.D. ～song for Eric Dolphy～（イー・ディー ～エリックドルフィーに捧ぐ～）
7. Earth Light（アース・ライト）
8. Interceptor（インターセプター）
9. Romance of Nostalgia（ロマンス・オブ・ノスタルジア）
total time 66:06 Rec Sep,24,&10,2013 Live inn BUDDYDate of release :May.17.2014―Studio Wee sw-506
ＡＡＳ１５周年記念作品。コンスタントにライブを続けてきたＡＡＳが遂げた更なる進化を体感できる内容である。全編オリジナル曲である本作は横濱ジャズ・プロムナードでオリジナル作曲賞を受賞した立花の美しくも奇妙でカッコいい珠玉の数々を収録。また、各人の鬼気迫るスーパープレイやインタープレイも聴き所となっている。
注意：冒頭2分のサックス・ソロでは少々危険な波長の音で演奏しております。特にヘッドホン等で視聴する場合はボリュームに気をつけてください。
Lebenslauf（レーベンスラウフ）-2008年作品
1. 蚯蚓ブルース
2. スプートニク Спутник
3. The Waltz for Extermination
4. BEAD
5. No.3
6. metabolic syndrome
7. きみのこえ、ぼくのうた
8. T/A
9. Pure
total time 58:06 Rec Dec,9,&10,2007 藤野芸術の家Date of release :Apr.25.2008―Studio Wee sw-407
安藤正則に代わりドラマーに磯部潤を向かえ、現行メンバーでの第一作目となる本作は約十年続いてきた（2008年現在）ＡＡＳの集大成とも言える作品である。立花の渾身のオリジナル曲に加え、長年培ったメンバー同士のインタープレイなど、聴き所満載。
「生」-2002年作品（CD-R）
2.In an Unsentimental Moooood (H.Tachibana)
3.新宿ファイアー (K.Yamaguchi)
4.ＡＡＳ (H.Tachibana)
total time 42:07 Rec Oct,5,2001 横濱ランドマークホール協力：横濱ジャズプロムナード実行委員会
BANA's Record BR-1004
2001年横濱ジャズプロムナード・コンペティションのゲスト演奏の模様をCD化。あまりにもハードで阿呆な内容である為、同時刻舞台裏で行われていた2001年コンペ審査中の審査員からは「落ち着いて審査できない」との苦情も。。。
ＬＩＶＥ！！ＡＡＳ（アァス）-2001年作品
1.Slaughter's Blues (H.Tachibana)
2.Scarborogh Fair (Traditional)
3.Over the Rainbow (Arlen Harold)
4.あしたのへりくつ (立花秀輝)
total time 56:10 Rec Oct,6,2000 横濱ランドマークホール協力：横濱ジャズプロムナード実行委員会―YJP-2000
絵：Rocco
2000年横濱ジャズプロムナード・コンペティションのグランプリ副賞であるライブ録音のCD化。グランプリ該当者なしとかフリージャズの参加者がはじめてとか、賛否両論がやまなかったので録音から一年間発売されなかった。
幻夜（GENYA）-2001年作品（CD-R）
｢幻夜｣ 1.序章 2.第1章 3.断章 4.第2章 5.第3章～終章
作曲：立花秀輝 2000年12月24日
total time 66:15 Rec Mar,11,2001 Studio Nave―BANA's Record BR-1002
クラシカルなアプローチにフリー、ファンク、ジャズのテイストを盛り込んだ一時間を越える大交響詩。テーマを五つのモチーフに分けインプロヴィセーションにより発展させる本作は、ＡＡＳにとっての「音楽」の可能性を追求した意欲作であり、リスナーのみならずミュージシャンにも好評を得た。